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2011年6月18日 (土)

野良猫親子

私の住む団地はかなり古く、少々造りが変わっていて、3階から上が

住居部分になっている高層団地です。ベランダから見える所(2階の

屋上部分)に、何と表現していいのかコンクリート製の小屋の様なもの

があり、壊れた扉が開いたままの状態で、ここ数年放置された状態でした。

そこに、一週間程になるのか野良猫が住み着き、どうやらそこで子育てを

している様子で、朝方、夕方、夜になると猫親子の鳴き声が聞こえ、

朝方は親子で姿を見せる事もあり、私達夫婦は静かに見守っていました。

それが昨日の午後、そこの場所を管理会社の方が、団地の住人からの苦情

により、数年も放置して壊れた扉を直しに来、鍵まで付けてしまった様子。

我が家のベランダからは、扉が全く見えないのと、猫親子の姿も見えな

かった事もあり、野良猫親子は逃げたものだと思っていたのですが、

夜になると猫の鳴き声が聞こえ出し、その鳴き声はいつもとは違い、

互いを探し呼び合う声になり、時々鳴き止むものの朝方まで続いていました。

気になった旦那さんが、朝食後扉を見に行くと、どうも仔猫がその小屋に

閉じ込められている様子。我が子と会えない母猫が、扉の隙間から必死に

なって覗きこんだり、また呼んでみたりの繰り返し…。

このままでは、仔猫はそこの中で死んでしまう…。

旦那さんは、管理人さん宅に相談に行き、管理人さんから管理会社に

連絡をして頂いて鍵のナンバーを教えてもらい、管理人さんは猫が

怖いという事で、旦那さんが扉を開ける事になりました。

一緒にいた清掃の方も、真っ暗で何も見えないはずだと懐中電灯を

準備してくれ、今度は私もその中に入って旦那さんと一緒に仔猫を探す事に。

しかし、あんなに鳴いていたのに姿が見えず、中を何周もして探し、

旦那さんの目に付いたのが一つの箱でした。ゆっくり箱を動かすと、

仔猫が飛び出し、小屋の中を逃げ回り、私が捕まえようとした時、

扉めがけて走り出し、母猫がいつも通っていたであろう通り道を使い、

走って逃げてしまいました。

管理人さんと清掃の方に一応報告し、その後、仔猫が母猫の元に行ったのを

見届けて、私達夫婦は帰宅しました。

家に帰ると、何だか涙が出て、旦那さんの作っていた猫の切り絵を

見れない程…。旦那さんが、「鍵を壊そうか」とまで言い出していたので、

母猫が仔猫を見捨てた時は、仔猫を飼う覚悟を決めていた私。

旦那さんも、「玄関まで来たらいいのに」と言っていて、二人共同じ

思いでいた様でした。野良猫親子は人間にかなり警戒心があったのと、

無事親子は再会出来たので、私達夫婦の役目は終わり。

せっかく見付けた住まいは、扉に鍵がついた事で追い出される形には

なったけど、今は仔猫と母猫が一緒にいる事。そしてこれから何とか

親子が生き延びて欲しい、そう願わずにはいられない一日でした。

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